当院にこれまで寄せられた質問と回答を掲載いたします。

 

Q:鍼は痛くないのですか?

A:「はり」と聞くと「痛いのでは?」という先入観をお持ちの方が多いようです。 ところが、鍼治療を経験された 殆どの方が「思ったほど痛くありませんでした。 むしろ心地よい感じ」とおっしゃいます。鍼の太さは 0.13~ 0.3mm程で、注射針よりずっと細く、怖がる必要は少しもありません。

Q:鍼灸治療でエイズや肝炎に感染することはないのですか?

A:当院をはじめ、鍼灸師会加盟の治療院では全てのウイルス、菌を 絶滅できる高圧滅菌器を使用しておりますので、安心です。希望があれば、使い捨てのディスポ鍼を使用いたします。

Q:痛みを取ることばかり考えて、危険な病気を見逃すことはないんですか?

A: その様な話は聞いたことがあります。当院では脳脊髄症状、悪性腫瘍など鍼灸不適応疾患をスクリーニングするため PTRを始めとする各種腱反射や、直腸膀胱障害、夜間痛、痛みの種類のチェックを必ず行っております。 また、鍼灸不適応と推定されるときは、即、適切な医療機関を紹介しております。 安心してご受診下さい。

Q:「鍼灸治療は迷信の類で科学的ではない」と言う人もいますが?

A: とんでもありません!鍼灸医学は4000年以上の経験の中で選りすぐられて残った、いわば医術の宝庫のようなものです。 更に、最近では大学などにおいてそのメカニズムの科学的解明も進んでおります。 学会の発表では、心理的な効果を出来るだけ排除し、鍼灸治療の純粋な効果だけを発表するため、二重盲検法的な 手法を取り入れております。鍼麻酔効果では既にエンドロフィンやドーパミンの関与がわかっています。鍼灸は迷信や信仰とは 無縁です。